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【アーク・ノヴァ】カード考察『No.221 考古学者』

2022/03/12
2022/10/04
【アーク・ノヴァ】カード考察『No.221 考古学者』
アーク・ノヴァをソロプレイしていて、

考古学者、強くない?

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と思ったので、せっかくならマップ毎に考察してみようと思います。


考古学者について

科学アイコン一つあれば出せる後援者カード。

「外周スペースの配置ボーナスを得るたびに、別の配置ボーナスを得る永続効果」「ゲーム終了時にすべての外周スペースを覆っていれば1保全点を得る」効果を持ちます。

今回は、前者の永続効果について考察していきます。


マップごとの考察

マップA

外周スペースにある配置ボーナスは4つ。有効そうなボーナスは「職員の増員」、「10金」、「2評判点」

とにかく職員の増加が非常に強力。初手で考古学者が引けていれば、序盤から職員二人使えるので提携動物園も大学も積極的に取っていけそうです。

また、2回目以降の追加ボーナスとして10金を確保できるため汎用性も高いですね。

マップAならば積極的に考古学者を使っていきましょう。


マップ0

外周スペースにある配置ボーナスは4つ。有効そうなボーナスは「アクションの移動」、「10金」、「2評判点」

基本的には10金、タイミングによってはアクションの移動や評判点を狙っていく感じになりそうです。ただ、これらの配置ボーナスの位置が真ん中付近にあるため、後半に考古学者を引くと活かしづらいかもしれません。


マップ1

外周スペースにある配置ボーナスは5つ。有効そうなボーナスは「アクションの移動」

最大発動回数が多いのが特徴。その分、強力なボーナスはあまりない印象です。

また、「アクションの移動」「評判点」といったアクションが外周スペースのボーナスになっているのも向かい風。考古学者を入手した後も、どのように囲い地を配置していくかが重要になりそうです。


マップ2

外周スペースにある配置ボーナスは3つ。有効そうなボーナスは「後援者の使用」、「提携動物園の取得」、「アクションの移動」

外周スペースにあるボーナスが少なめな分、後援者の使用・提携動物園の取得といった実質的に手番数を増やせるアクションがあるのが魅力的。

考古学者を1回でも発動できればかなり強力そうなので、ゲーム後半でも積極的に狙いに行きたいですね。

ただ、他のマップとは異なり金取得ボーナスがないので、汎用性は低めかも?(とはいえ提携動物園取得が無難に強そう)


マップ3

外周スペースにある配置ボーナスは7。有効そうなボーナスは「後援者の使用」、「アクションの移動」

後援者の使用が最大7回も使えるのは良さそう。ただ、それ以外の配置ボーナスにはあまり魅力を感じません。またマップの性質上、2金ボーナスは序盤に取っていきそうなので、考古学者を最序盤に持っていないと最大限活かせないかも?

とはいえ、後援者の使用ボーナスの位置が埋まりにくい場所にあるので、相性としては悪くなさそうにも見えます。


マップ4

外周スペースにある配置ボーナスは3つ。有効そうなボーナスは「×2」

とにかく×2ボーナスが強力かつ汎用性もあり、埋まりにくい位置にあるので考古学者とは相性のいいマップと言えそうです。外周にあるボーナス位置も比較的埋まりにくい箇所にあるので、ゲーム後半でも発動する機会はありそう。


マップ5

外周スペースにある配置ボーナスは4つ。有効そうなボーナスは「後援者の使用」、「アクションの移動」

マップの特徴上、外周が埋まるのは後半になってくると思うので、考古学者を後半に引いても発動機会はありそうですが、中央付近に「後援者の使用」ボーナスがあるのが悩ましいところ。

最序盤に引ければ強力ですが、それ以外の場面では積極的に狙わなくてもいいかもしれません。


マップ6

外周スペースにある配置ボーナスは3つ。有効そうなボーナスは「大学の取得」

大学の取得が強そうなので、積極的に考古学者を出していきたいマップでしょう。

また、マップの特徴的に左下のエリアから埋めていくと思うのですが、「大学の取得」は右上、外周スペースの配置ボーナスが左上・右下にあるので、比較的後半に引いても発動機会が多そうという点でも相性がよさそう


マップ7

外周スペースにある配置ボーナスは4つ。有効そうなボーナスは「売店」、「後援者の使用」、「アクションの移動」

マップ2と同じく「後援者の使用」が強力ですが、建設アクションがレベル1の場合は埋まりやすい位置にあるのがネック。序盤に考古学者が引ければ積極的に使っていきたいですが、後半に引いた場合は必要ない場面も多そう。


マップ8

外周スペースにある配置ボーナスは4つ。有効そうなボーナスは「アクションの移動」

これといって優秀な配置ボーナスがなく、そもそも外周スペースを埋めるよりHの箇所を埋めていきたいマップになるため、積極的に考古学者を取る必要のないマップでしょう。


まとめ

考古学者を積極的に出していきたいマップは以下の通り。

  • マップA
  • マップ2
  • マップ4
  • マップ6

またそれ以外にも、マップ0・マップ3・マップ7でも場面によっては強力です。

自分が考古学者を取るのはもちろん、相手に取らせないようにするのも重要になってくるかもしれませんね。


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ふーと

2012年からボードゲームを始めたボードゲーマー。 パーティーゲームから戦略的なゲームまで幅広く遊んでいますが、特にボードやコマを使うタイプのボドゲが好きです。 ボドゲのコマ(ミニチュア)のペイントもゆるりとやってます。


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