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【レビュー】 『TWO ROOMS』2人で協力し、吸血鬼を退けて失踪した少女を探せ!

2021/12/19
【レビュー】 『TWO ROOMS』2人で協力し、吸血鬼を退けて失踪した少女を探せ!

今回紹介するボードゲームは、2人専用の協力型ボードゲームとなっています。『TWO ROOMS(トゥールームス)』。

失踪してしまった少女『ニーナ』を探すため、吸血鬼の館へやってきたプレイヤー。吸血鬼を退け、ニーナを救出することを目指します。

2人用のお手軽な協力推理ゲームです!

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 TWO ROOMS:総評

ボードゲームのスコア

TWO ROOMS

プレイ人数:2人用

プレイ時間:15分

対象年齢:10歳以上

TWO ROOMS
お手軽さ
8
ルールの複雑さ
3
戦略性
7
運要素
3
盛り上がり
5
他人との関わり(インタラクション)
6
リプレイ性
6

頭を使うゲームではありますが、ルールも簡単でお手軽に遊べるゲームとなっています。

ワイワイ盛り上がる、という感じではありませんが、相手ターンの間は目を閉じているというシステムにより「何が起こったんだろう?」という緊張感・ドキドキ感があります。

カードの引きという運要素はあるものの、基本的には理詰めで考えて攻略していくことが可能な範疇という印象です。

TWO ROOMS:内容物

赤の部屋と緑の部屋(内箱)

TWO ROOMSでは蓋付きの内箱を、それぞれ赤の部屋、緑の部屋として用います。

キャラクターカード(赤9枚 + 青7枚 = 16枚)

ゲームに登場するキャラクターカード。

1~9の赤色が敵である吸血鬼のカード、11〜17の青色が味方の仲間カードとなっています。

吸血鬼のカードは、挑戦する難易度によってゲームごとに使うカードが異なります。

レベルカード

TWO ROOMSではレベル(難易度)が1〜5まで存在し、そのレベルに応じて使用するキャラクターカードが異なります。

レベルカードには、そのレベルで使用するキャラクターカードの名称・効果の一覧が記載されています。(レベル2〜5で使用する青キャラクターは共通のため1枚になっています)

サマリー

表面にはゲームの流れが記載されており、裏面にはキャラクターカードの効果についての詳細が記載されています。

TWO ROOMS:ルール

公式がアップしている動画がかなりわかりやすいため、そちらの動画を掲載します。

また、実際にプレイしてみた動画が以下になります。

TWO ROOMS:オススメポイント

目を瞑って遊ぶ新体験!

片方のプレイヤーは目を瞑り、もう片方のプレイヤーが行動するというシステムは2人用ボードゲームとしては珍しいですね!

目を瞑っている間の「何が起こっているんだろう?」というドキドキ感は他のゲームではなかなか味わえません。

2人専用の意思疎通協力ゲーム

協力ゲームではあるのですが、相手がどのように行動したのかがわからないため推測する必要があります。

『花火』や『ザ・マインド』のような、喋らないけど意思疎通を取るゲームは他にもあるのですが、「2人専用」ということでより2人の信頼関係が試される感じがしますね(笑)

ただ、そういった意思疎通が苦手という方でも盤面からロジカルに推測することができるため、苦手意識なく楽しめそうです。

手軽に遊べるが、満足度は高い

1回のプレイが5〜10分程度なのですが、結構頭を使う場面もあり、時間に対しての充実感が大きいなと感じました。セットアップもすぐ終わりますし、手軽に遊べる印象です。

かと言って、『クアルト』のようにプレイ後に疲れるということもなく、総合的に見て遊びやすいゲームと言えるでしょう。

TWO ROOMS:イマイチなポイント

推理系が得意な人にはやや物足りないかも?

各レベル一通りやってみたのですが、全体的な難易度としてはそれほど高くない印象です。

もちろんプレイ中は頭を使っていくので「簡単すぎる」というわけではないのですが、クリアはしやすいかなと思います。

逆に言えば「推理系は難しそう…」と思っている方にはちょうど良い難易度かも?

【まとめ】:こういう人におすすめ!

  • 推理系ゲームが好き
  • 2人で遊べる協力ゲームを探している
  • 何が起こるかわからないドキドキ感を楽しみたい

手軽に遊べますし、難易度も高すぎないため、多くの方が満足できそう!


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ふーと

2012年からボードゲームを始めたボードゲーマー。 パーティーゲームから戦略的なゲームまで幅広く遊んでいますが、特にボードやコマを使うタイプのボドゲが好きです。 ボドゲのコマ(ミニチュア)のペイントもゆるりとやってます。


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